カラダ探し 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)
登場人物が次々に死んでゆくデスゲーム物は最近多いですが、
最初は面白いのに、だんだんつまらなくなっていく作品が多いと感じます。
その大きな要因のひとつが、主人公をはじめとした「おそらく死なない」キャラの固定化です。
物語が進むほどに、主要キャラとぽっと出の雑魚キャラでは読者の感情移入度に差が生じ、
雑魚が死んでも感慨は無く、主要キャラは死なないというマンネリにハマっていきます。
しかしこの作品は、全員死んだら記憶を引き継いでリセットという設定なので、
全キャラとにかく死にまくります。
自分の身が引き裂かれて死ぬ痛みと恐怖に慣れるはずなどなく、
次第に狂っていく登場人物も出始め、とにかくずっと怖いです。
ホラーマンガとして、この設定はかなり秀逸だと思います。
モングレル 1 (ヤングジャンプコミックス)
週刊ヤングジャンプで連載してる本作。
掲載ページが後ろの方であることがほとんどなので、いつ打ち切られるかwebに送られるかひやひやしながらみている。
[わるいところ]自分はキックが好きなんで読んでいて面白いんだけど、それでもどこか物足りなさを感じている。
とくに、根津とか相馬とか強敵とやって、ぼこぼこにされてたけど最後に一撃で逆転!というのはいかにもな感じがしてがっかりすらする。見開き1ページ使っているのでますます哀しくなる。実際の試合ではまずないし。
[いいところ]現在のキック業界を客観的に理解している。もともと競技人口が少なくて、各種団体が乱立している現状。日本にはクラッシュやらJネットやライズやらいろいろあるけれど、どこもいまいちぱっとしなくて、選手のファイトマネーは安くて、チャンピオンベルトにもたいした価値はない。そこらへんをしっかり理解している方が描いている作品なので、今後は、著者が描くキック業界の展望がみてみたくなる。
クラッシュとつながってるんだから、大月選手とかの派手な入場シーンも描いたり、ガールズのセクシーダンスもとりいれてほしいな。
ああいうのもキックの身魅力の一つだと思う。
でも、なんだかんだで、キックといえばK-1の知名度が群を抜いている。
日本では昨年から『K1ジムTOKYO』という名前でジムを開き、この3月には小比類巻道場と組んで2店舗目がopenとなる。
クラッシュとK1は連携してるけど、いずれはK1メインでやってほしい。
そのほうが日本のキック業界は盛り上がっていくんじゃないかな。
【新刊漫画レビュー】「カラダ探し」2巻と「放課後ミンコフスキー」2巻
こんばんは! レビューが少し遅くなったので超簡単レビューです。 各漫画の紹介動画 カラダ ...
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