山岸凉子 ランキング!

山岸凉子 山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅 (別冊太陽 太陽の地図帖)

これは値段が値段だし、かなり日出処を読み込んでいる人で、あ、あのシーンだね、と分かってしまうレベルの人でないと、たぶん買いにくいと思います。逆に言えば、それだけ濃いぃファンブックなのですが。インタビューもふんだんで、連載時の雰囲気?時代感?のようなものがすごく分かる。ある種の刷り込みにハマってしまって、そのまま今に至るファンをあぶり出す装置、といってもいいぐらいに、これに飛びついて買った人は自分の仲間、同類と信じます(勝手にそう思うことにします。)寺社やロケーションの取材ばっかりなのかと思っていましたら、そうでもなかった。主要な人物と学術的なものを結びつけた解説が違和感なく読めたし、自分としては、不気味だったり不思議だったりする絵巻物がぼんやり博物館で眺めていて心ひかれるのですが、そのセンスのもとは、ここにあったのかー、と今、気が付きました。漫画の中で印象的なシーンの下地にあるものが示唆されてます。王子に憑りつく邪な化け物たちや、剣の護法童子など。恐るべき刷り込み!と思ってしまう。未公開のカラーは、人物画ではなく事物でした。でも、表紙になったなじみのカラーに山岸先生がコメントをつけてくださっていて改めて、ナルホド感がありましたよ。同志の皆さん、是非! 山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅 (別冊太陽 太陽の地図帖) 関連情報

山岸凉子 妖精王 [DVD]

 北海道の森の中に妖精の国があり、ある病気がちな少年が『妖精王』として迎えられます。前の妖精王はどうなったのか?その少年が妖精王になることに反発する勢力とは?右も左もわからない妖精の世界で、少年が頼れるのは従者クーフーリンだが、彼は前妖精王の婚約者を寝取ったとの噂が。鹿の子供パックとともにダークエルフの女王、クイーン・マブの城のある摩周湖へ妖精王の証の水の指輪を取り戻すべく旅立つのだが。 独特な筆者の世界観がいまいち伝わりにくいのですが、原作を読んでからみればいいでしょう。 妖精王 [DVD] 関連情報

山岸凉子 レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC)

不思議でした。ジャンヌ・ダルクの話が。どうして なにももたないふつうの、それも農家の女性が 軍を率いてフランスを勝利に導くようなことができたのか?それを解決してくれる期待感でわくわくしながら読みました。導入部分として申し分ないです。以下 次号に期待するということで星4つ。山岸先生。頑張ってください。 レベレーション(啓示)(1) (モーニング KC) 関連情報




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