普通のお子様向け童話ではありません。皮肉とユーモアのわかる大人向けの作品です。アナーキな味もする少々斜に構えた短編です。作者さんはどんな人物かと思いつつ苦笑しながら読みました。手頃な大きさ、しっかりした作り、これもお勧めできる点です。多くの皮肉とユーモアのわかる大人へお勧めします。ただ、この作者、あるいは出版社の作品をもっと読んでみたいと思ったのですが、品切れとか取り扱いなしとか、これは残念です。 御山のきつね 関連情報
おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ (世界傑作童話シリーズ)
商品説明で「ユーモアあふれるフランスの幼年童話」という文句とレビューが高いので興味がわきました。楽しく読めるものなら子供に買ってあげたいと思いましたが、まずは自分でも内容を知りたいので 買う前に読んでみました。この主人公の小リスですが、実際そんなにかわいいとは思えませんでした! しつけが悪いというのが最大の印象です…。^^;リスは先を読んで、食べられないように賢い会話をする というのではなく ただ自己主張しているだけなのですが、それを周りの動物がそれぞれに解釈してリスの為に(最終的にリスを食べる為に)世話を焼く、というのがユーモアポイントなんでしょう。そこをユーモアと取れなかったので、購入は保留です。 おそうじをおぼえたがらないリスのゲルランゲ (世界傑作童話シリーズ) 関連情報