愛新覚羅溥傑 ランキング!

愛新覚羅溥傑 流転の王妃 最後の皇弟 DVD-BOX

ドラマとしては、まあまあ面白かったのですが、この作品の最大の欠点は、満州帝国崩壊後、王妃が如何に苦労して中国を脱出し、日本に帰国したかという過程を殆どナレーションで済ませて、最後の上海脱出の場面だけ突然仲村トオルを登場させて短いドラマにしていること。折角中国共産党に釈放されたのに、悪い日本人に売られて中国国民党政権に再び捕まってしまう話など重要な場面をどうして省略してしまうのでしょうか?これでは、「流転の王妃」という題名が看板倒れです! 流転の王妃 最後の皇弟 DVD-BOX 関連情報

愛新覚羅溥傑 溥傑自伝―「満州国」皇弟を生きて

筆者は清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の弟である。妻である愛新覚羅浩著の「流転の王妃」では、二人の心のつながりを中心に描かれているが、本作品では、清朝最後の皇帝の弟としての彼の人生のほうが重く描かれている。それは、作品中で筆者も述べているが、浩が書いていて、想いは同じなので自分は書く必要はないということらしい。清朝最後の皇帝の弟である彼は、日本によって様々な辛酸を嘗めさせられてきた。彼らは清朝を再興したかった。しかし、時代はそれを許さず、その夢は日本に利用されるものとなった。映画「ラストエンペラー」の中では、彼はほとんど登場しないが、史実の中ではラストエンペラー溥儀にとってなくてはならない存在であった。日本軍に裏切られ、人間不信となった溥儀の中で唯一心を許せる存在であった。家族と離れ、溥儀を支えつづける彼の心痛は計り知れない。浩さんの書かれた「流転の王妃」の中でも、本作品の中でも彼は本当に心のきれいな人である。彼は、日本を許してくれたのだろうか・・・日本軍は憎んでも、日本人は憎まない。そう言ってくれそうな人である。 溥傑自伝―「満州国」皇弟を生きて 関連情報

愛新覚羅溥傑 流転の王妃―愛新覚羅溥傑・浩 愛の書簡

注文通り届いて、何の文句ないです。注文通り届いて予定より早かった、何の文句ないです。 流転の王妃―愛新覚羅溥傑・浩 愛の書簡 関連情報

愛新覚羅溥傑 愛新覚羅溥傑・浩書画集

ラストエンペラーの弟であることはずっと以前から知っていましたが、書家としての溥傑は、最近になってインターネットで知りました。独特の筆体にひかれ、調べてみるも、愛新覚羅一族の作品を収蔵している愛新美術館は広島で遠い上に休館状態。関西学院博物館に書を含めたさまざまな資料が寄贈されたようですが、これまた遠い。(横浜在住)そもそも行ったとしても、コピーさせてもらえるかどうか・・・。そんなときに、この書画集を発見して、即ポチ。掲載作品はほぼ溥傑の書(溥傑9割弱、浩1割程度)だが、溥傑一家の写真や記録にもページが割かれ、また作品ごとに製作した時の状況・理由などが書かれており、。例えば、子供へ送った新居祝いなど、本来外に出ないユニークなものも多い。このように、単純な書画集ではなく、作品から紐解く一家の歴史とも言うべきところが本書の特徴である。溥傑は比較的最近の人物であるから、一家の歴史という形を取ったことは非常によかったと思う。溥傑が生きた時代はわたしにとり祖父と父の中間で、さらには日本を観光したときの作品まである。目の届かない距離ではない。その一家を彩る作品と歴史、エピソード、写真というアルバムのような構成こそが、時代が隔絶してしまった古典名作には無い生き生きとした本書の魅力をより引き立ててくれる。なお、作品集としても行き届いており、溥傑の作品は、当然ながら漢文だが、内容は誰にでも理解できるように配慮されている。活字も添付されており、漢詩や古典の引用はすべて説明書きがつき、日本語訳もある使い勝手のよいものであった。 愛新覚羅溥傑・浩書画集 関連情報




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