アランフエス ランキング!

アランフエス 新アランフエス協奏曲

邦題では「アランフェス協奏曲」。Jazz界でも、言わずとしれた、名盤の一枚として数えられるアルバムです。・・・なんですが、なぜか今まで知っていても聞いた事がなかったのです。なぜ今まで聴かなかったのでしょうか、って感じです。ジム・ホールはもちろん、ロン・カーター、チェット・ベイカー、ポール・デスモンド、そしてスティーヴ・ガッド。悪いわけがない、ですな(笑特に1曲目の「You'd Be So Nice To Come Home To」は好きです。アルバムトータルタイムも40分弱なので、とても短く何度も聴けます。特に「アランフェス協奏曲」は万人に受けそうな、That's Jazz!(という言い方は失礼なのかもしれませんが)クラシカルなアレンジを継承しつつも、このメンバーでなければ出せないような雰囲気を醸し出していますし、展開もいい。あぁ、そうだ。名盤とよばれ、全体にスタンダードな佇まいのあるアルバムっていうのは、こういうものの事を言うのです。 新アランフエス協奏曲 関連情報

アランフエス アランフエス協奏曲/アルハンブラの想い出(初回限定盤)(DVD付)

CDから流れてくる、安心感あふれるギターの音色。でも決して陳腐なものではない。「アランフエス」にしろ「ある貴紳」にしろ、今までの数ある大家の演奏に引けをとらない新鮮さとはっきりとした曲へのアプローチ。何かギターの新たな協奏曲に触れているような錯覚さえ覚えます。 アランフエス協奏曲/アルハンブラの想い出(初回限定盤)(DVD付) 関連情報

アランフエス アランフエス協奏曲/アルハンブラの想い出

今まで雑然とした小品集メインのアルバムが主だったミロシュの本格的実力を知るのにうってつけの一枚。会社がビジュアル的な売り出し方をしていたため誤解されがちだが、滑らかで淀みないテクニックとまた温かな音楽性の持ち主だ。「アランフェス協奏曲」はバックのネゼ=セガン指揮ロンドン・フィルと共に、ことさらスペインの情感とか個性的な歌い回しを強調することなく爽快でとても聞き易い。強烈なアクセントや民族的な感覚を好む人にはもの足りなく感じることだろう。むしろある意味このアルバムのメインはアランフェス人気の陰に隠れた感のある「ある貴紳のための幻想曲 」ではないだろうか?ミロシュの暖かい音楽性と淀みのないテクニックはこの古典的な趣のある作品に本当にぴたりとはまっている。彼自身インタビューで語っていたようにアランフェスに比べ殊更優れた録音が数少ないこの作品に一石を投じたかったのではないかと思える出来映え。難曲の「祈りと踊り」でのギターテクニックの闊達さもまた聴き所だ!全体を通してとても楽しめるアルバムです。 アランフエス協奏曲/アルハンブラの想い出 関連情報




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