北原文野 ランキング!

北原文野 《Pシリーズ1》 L6~外を夢みて~

Pシリーズも、長いこと読んでいるなぁと思います。多分、最初の「夢の果て」を読み始めは中学生か高校生ぐらいのときだと思います。これ、どこかで同人誌分までふくめてまとめてくれないかなぁと思っているんですけどね。電子ブックで全部出ないかなぁ。これのおもしろいところは、超能力ものといいながら、超能力あんまり役に立っていないところです。派手なドンパチとかがない、なんというかひたすら地味なシリーズです。でも、そこがいいのです。 《Pシリーズ1》 L6~外を夢みて~ 関連情報

北原文野 小公子 (偕成社文庫)

疑いを知らない少年。母親への愛と,祖父への尊敬。しっかしとした気持ちが,人を変えて行くお話。 小公子 (偕成社文庫) 関連情報

北原文野 銀河鉄道の夜 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)

少女漫画のキャラクターは苦手なのですが、読み始めてすぐに、ささやかな嬉しいカットがあった。活版所の賃金をもらって、うれしそうに駆け出す場面。私が勝手に想像する程ジョバンニは悲観にくれているわけではなく、目の前の喜びに素直に反応する男の子。子供の健やかさがわかる、原作最終形態の中でも大好きな場面なのですが、さらりとかわす作品が多いなかで、忘れずに描かれていました。その他にも原作を忠実にトレースすることに専念した気配が全編に感じられます。出版社や担当から無理強いされた訳ではない、北原文野さん自身が「銀河鉄道の夜」をよく分析していることがわかる仕上り。小さな文庫サイズが、繊細なタッチをより印象付け、「カラーで見たい」と思わせるページも多数あります。そして、感傷過多にさせない、潔いラストカットも見事。絵柄に対して好き嫌いはあっても、漫画家さんの真摯な仕事ぶりには、誰もが賞賛できるはずの佳作です。 銀河鉄道の夜 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ) 関連情報




Loading...


ここを友達に教える