コロムビア創立100周年記念企画 伝説を聴く
ニュースとか歴史物で聞いたことがある音源ですが、個人で入手できるのはうれしいです。川島芳子の声も残っています。
初代中村錦之助伝〈上巻〉
時代劇が好きで、昔の映画を見ると、懐かしさだけではない感動を覚えることがしばしばである。
物語だけでなく人々の表情、しぐさ、物腰、しゃべりかたなどすべてが、失われたなにか大切なものを思い出させる。
昭和の頃であればまだ江戸時代をイメージして時代劇を作ることができたんだな、と思う。
そんな感慨を抱く方がいらっしゃれば、この本はおすすめです。
昭和7年に歌舞伎の家柄に生まれた錦ちゃんが、人気者子役からいかにして戦後を代表する時代劇スターになっていったか。
歌舞伎界と新興の映画業界の確執、それを乗り越えてゆく錦ちゃんの人格のおおらかさ、人に愛される魅力。
読みどころは満載で、歌舞伎とチャンバラ映画の歴史を身近に感じられる。
「宮本武蔵」5部作という時代劇の大傑作にいたる前の物語、ぜひ読んでください。
源氏九郎颯爽記‾秘剣場羽の蝶‾ [VHS]
のあいだでも何だか評価の低い作品だが(要するに内容詰め込みすぎでわけがわからんとか、錦之介が2役やる必然性がない、とかなんとか)しかし自分にはオープニングの高橋半さんの物悲しいメロディーをバックに闇夜で音もなく2刀流を振り回す錦之介の殺陣といい、導入部の夕暮れの宿場町の場面といい、一挙に映画のなかへと引き込まれてしまいました。とりわけカメラが、にぎやかな宿場町の目抜き通りを謡みたいなものを吟ずる長谷川裕見子扮する鳥追いのあとをゆっくりと追うようにして近づいてゆくシーン、彼女が物憂そうに弾く三味線の弦が切れ、けだるい雰囲気が急に破られて場面が展開するところなど本当に内心うなってしまった。じっさいこの映画ははじめから終いまでこのような逢魔時に支配されていて、話がごちゃごちゃしてるだの錦之介の2役がどうとかなどどうでもよくなるんだが。なにしろ自分の目にはこの作品、トーキー時代の伊藤大輔監督唯一のケッサクじゃないかとさえ思うんだけど・・・・・・
東映傑作映画音楽CD「中村錦之助ベストコレクションVol.2」
三匹が斬る!サウンドトラックを探して(東映・傑作・シリーズ)で検索したら東映傑作映画音楽CD中村錦助介ベストコレクションVol.2が引っ掛かり、錦之助?=宮本武蔵・魔界転生が頭に浮かび曲目リストを見たら無く、なんでレビューの星が多いのかに疑問を持ちレビューを読みました。すると ※かずひこサンのレビューに【仕掛人藤枝梅安】の曲が【影の軍団】に流用されていると書いてあり早速購入しました。 自分もCD影の軍団音楽編購入済みです。
沓掛時次郎 遊侠一匹 [DVD]
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