徳川十一代家斉の真実―史上最強の征夷大将軍
一応、家斉が史上最強の将軍であるという持論の本ではあるが、
内容はほぼ江戸時代の諸々の話題である。
当時の暮らしや出来事、徳川幕府の政策などについて書かれている。
基本的に挿話が中心で、著者独自の推察が所々混じっている。
伊達重村が路銀に困った話や、十返舎一九が江戸に下る話などが次々に語られる。
徳川家斉については、将軍になる経緯や子の処遇についての話がちらほらある程度で、
一代記の類では全くなく、むしろ田沼意次の方が目立っているくらいである。
歴史好きなら面白く読めるだろうが、
家斉を深く知る目的で読むことは薦められない。
上様出陣!―徳川家斉挽回伝 (徳間文庫)
でもすごく好感がもてる上様に描かれているので、楽しくてスラスラ読めました。最近時代小説にはまって色々読みましたが、お堅い(?)話も良いですが、こういうのも良いですね。声に出して笑ってしまいますので読む場所は要注意です(^^;)徳川家斉ってイメージ良くなかったんですが、可愛くて好きになりました。表紙絵も可愛いvvv
日本史に興味を持ってもらうため子供にも読ませたいです。良い小説に出会えました。ありがとうございます。
十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯 (講談社文庫)
「十五万両の代償」という意味が終り近くでようやく分る。むしろ「家斉と三人の水野 幕末前史」が本書の内容をよく表すと思う。
田沼意次を土壇場で裏切った老中水野忠友、三千石の旗本家から忠友の養子となり、画期的な貨幣制度を導入して世の中を好景気に導いた老中水野忠成(タダアキラ)、そして天保の改革で世の中を不景気のどん底に陥れた老中水野忠邦。個性的な三人に焦点があたる。そして将軍家斉など徳川家の群像が絡み合って、半世紀の出来事を綴る。まさに「歴史は人が作る」を納得させる小説、というよりむしろ歴史エッセイだ。
仙石騒動といわれたお家騒動と薩摩藩の密貿易との入組んだつながりが目の前に種明しされる。忠成の評価はもっと高くて良い。かつてプラスイメージで語られた松平定信の狭量さ、偏屈、水戸斉昭という大馬鹿者による歴史のゆがみなども是非読んで貰いたい。だからタイトルはもう少し工夫すべきだった。
浜離宮恩賜庭園 徳川将軍 Hama-rikyu Gardens of the Tokugawa Shogun. Tokyo Japan
参考資料 Wikipediaより 東京都立浜離宮恩賜庭園(とうきょうとりつ はまりきゅう おんし ていえん)は、東京都中央区浜離宮庭園にある都立 ...
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