安藤裕子 ランキング!

安藤裕子 安藤裕子 TOUR 2008 “Encyclopedia.” FINAL [DVD]

このライブに行ったので、その感動をDVDでも・・と思ったのですが、何かか違っていました。音質のせいかな?今後、ライブDVDをリリースするときに期待を込めて。 安藤裕子 TOUR 2008 “Encyclopedia.” FINAL [DVD] 関連情報

安藤裕子 秋の大演奏会 (DVD+2枚組CD)

今回は1度きりのライブ。ねえやんがスカパラっとレキシとの共演を果たしたライブのDVDです。今までライブで観られなかった「僕らが旅に出る理由」と「林檎殺人事件」の完璧バージョンを楽しめます。そして、DVDの音源をフルCD化したのが2枚ついてる初回限定版はお得でオススメです。 秋の大演奏会 (DVD+2枚組CD) 関連情報

安藤裕子 the Moon and the Sun [DVD]

想像していた以上にアーティスティックな映像群に、「大満足!」の一言です。各作品に対するコメントや、音楽に対する姿勢も語られていたので見応えがありました。個人的には、某アニメのEDでもあり、大切な人が自殺してしまった実体験から生まれた「忘れものの森」が胸を打ちます。アイドルのようなかわいい安藤さんから、名女優のようなクールな安藤さんまで、一つのファンアイテムとしても優秀な一作だと思います。 the Moon and the Sun [DVD] 関連情報

安藤裕子 あなたが寝てる間に

前作は”「Middle Tempo Magic」のようなアルバム”を念頭に制作されたそうだが、今作の雰囲気は「shabon songs」が一番近いのではないだろうか。また、曲ごとに変幻自在に使い分けられる独特な歌声は、「Merry Andrew」の頃を彷彿とさせる。「chronicle.」のあと、今までやってきたことを一度0にして制作したという「JAPANESE POP」。日本を未曾有の地震が襲った後、母親代わりだった祖母を失くし、同時に子どもを授かった彼女の死生観が色濃く滲み出た「勘違い」「グッド・バイ」と私小説的かつ内省的な雰囲気の漂うアルバムが続いてきた。そんな彼女がそこで培ったものをしっかりと携えたうえで、原点回帰をしているのが何だか面白い。そういえば「森のくまさん」「大人計画」「You」「73%の恋人」と、いい意味で気の抜けたタイトルは、初期のミニアルバムのタイトルを思い起こさせる。彼女の多彩な歌声を聴くと、様々な他の女性アーティストの名を用いて形容したくなるが、唯一無二の確固たるオリジナリティ、芯があるため、根底にあるのは、どこまで行っても「安藤裕子」である。前作でいうと「サイハテ」「獏砂漠」のような地声で押し切る歌い方が、個人的にはあまり好きではなかった。しかし、ミニアルバムでは溢れんばかりの熱量を放出させていた「世界をかえるつもりはない」ですら、今作ではどこか抑え気味に歌われており、一曲一曲、彼女の最大の持ち味である美しいファルセットと、コツコツと続けてこられたボイトレの成果であるたくましいチェストボイスを巧みに使い分けている。「そして父になる」の音楽でアカデミー賞を受賞され、矢野顕子などポップスのアレンジでも異彩を放つ、松本淳一がアレンジを手がけた映画音楽のような「森のくまさん」。Pharrell Williamsの「Happy」のオマージュである「Live And Let Die」。彼女のアルバムには欠かせない、宮川弾作曲のポップで疾走感のある「大人計画」。「雨月」「エルロイ」のようなマイナーキーの楽曲で、安藤裕子初となる”スカ”アレンジの「RARA-RO」。木村カエラの「Butterfly」作曲などでおなじみの末光篤作曲によるクリスマスソング、「クリスマスの恋人」と、アルバム前半は”チーム・アンディ”と呼ばれる、ディレクターの安藤雄司やメインアレンジャーの山本隆二らと、全力で音遊びをしながら制作したことが感じられる、まさにジャケットを体現したようなカラフルな楽曲が続く。”戦いの歌だと思っていたが、歌っていくなかで大きな愛の歌だと気づいた”という、ちょうど真ん中に位置する彼女の新しいスタンダード、「世界はかえるつもりはない」からは一変、聴く人の心にそっと寄り添う、優しいバラードが続く。”学校や会社、家など人は場所に合わせていろんな仮面を持っている。 でも、この人の隣だったら自分らしく笑える。自分らしくいられる。 それは恋人かも、友だちかも、親かも、ペットかも知れない。 最初は恋の歌だと思っていたけれど、この曲はそんな人を想って歌う曲”LIVEで披露された際のそんなMCが印象的だった「レガート」。「全力離婚相談」というドラマからオファーを受けて書き下ろされた、ギターをバックに、語りかけるような歌声が心にしみる「人魚姫」。詞、メロディ、アレンジ、サウンド全て、松田聖子への全力のオマージュであるというバラード「You」。ロッキンなアレンジと熱っぽくなりすぎないようにしたらしい歌唱が、静かな熱量でビターな大人の恋愛を表現する「73%の恋人」。アルバムの最後は、壮大なアウトロがまるで長編映画を観終わった後のような、深い味わいを残す「都会の空を烏が舞う」の静謐な美しさをもって幕を閉じる。詞とメロディがセットで生まれてくるという彼女は、自身が書いた詞をレコーディングの際まで書き表さず、後で読み返したり、LIVEで歌ったりしていく過程で、前述の「世界をかえるつもりはない」や「レガート」のように、”その歌の意味”が掴めていくそう。”大人になるってこと 僕らは「諦めること、忘れること」と 知ったように言うけど 私なりにたどってきた道に あなたはこうしているじゃないの”(大人計画)”立ち止まればキラキラと あの頃の声がする 失くしてはいないけど ただ少し目を閉じてる 明日は明日で輝きたい 今日は今日でキラキラと”(人魚姫)など、今作の詞は全体の基調として、”ある種人生というものを諦念した上で、それでもたくましく生きていく”というメッセージを感じた。”女性は恋人や旦那など男性が寝ている間に自分自身に立ち返り、そこで大きな決め事をする。そしてその時間はまた明日「おはよう」を言う準備をする時間”という意味が込められているという、アルバムタイトル「あなたが寝てる間に」からも、彼女の”ひとりの37歳の女性”としての奥深しさを感じられる。映画出演に、各種夏フェス、イベント出演、対バンなどますます精力的に、地道に活動する彼女。もちろん、それらで初めて安藤裕子を知ったという方にもぜひ聴いていただきたいアルバムだが、「昔聴いていたが、近頃遠ざかっていた」ような方にこそオススメしたい。全11曲中9曲でホーン、もしくはストリングスが用いられており、ドラマーだけとってみても佐野康夫、伊藤大地、矢部浩志、柏倉隆史といつも通りかなりアツい布陣になっている。マスタリングはあのTed Jensenが手掛けており、制作陣の音楽に対する真摯さがここにも伺える。約50分。めくるめくポップな世界から、静かに心をゆらす深淵な世界まで。ぜひしっかりとしたオーディオ機器で、ゆっくりと丁寧に味わっていただきたい、そんなアルバムです。彼女が「グッド・バイ」のその先で、何に出会ったのか、ぜひあなたもその耳で確かめてみてください。 あなたが寝てる間に 関連情報

安藤裕子 ピアノソロ/弾き語り 安藤裕子 Selection for piano (ピアノ・ソロ)

ねえやんの詩・曲の魅力はもちろんですが、モッさんの心地よい不協和音、編曲の絶妙さが、楽曲を引き立てています。その編曲を活かしながらも、シンプルなピアノ・アレンジで素晴らしい楽譜に仕上がっています。弾き語りをしながら、大変満足しています。私の宝物です。Shabon Songs 以降の作品もぜひぜひ、出版してもらえたら、今からでも予約したい、と思っていたら、IIが出たんですね。絶対買います! ピアノソロ/弾き語り 安藤裕子 Selection for piano (ピアノ・ソロ) 関連情報




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