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告訴 仮面劇のヒーローを告訴しろ(紙ジャケット仕様)

普通のロック....と言うと、語弊があり過ぎるが、要するに、車でブッ飛ばすとか、恋した悩みとか、そういう、ありがちなテーマを、パンタが、初めて歌っているアルバム。それに、パンタの好きな、フレンチ・ポップスの曲に、パンタ自身が歌詞をつけて、歌っているのも、ある。変わり種としては、ギターだけの楽奏曲もある。でも、やっぱり、パンタならではの「イエス・マン」「仮面劇のヒーローを告訴しろ」「奴は帰らない」「間違いだらけの歌」といった曲も、ちゃんとある。そして、やはり、頭脳警察の、どのアルバムもが、そうである様に、このアルバムならではの、独特な空気・独自の世界を、造り出している。さらに、まずまずは、ありきたりのテーマを歌っているかの様な「ハイエナ」「プリマドンナ」「麗しのジェット・ダンサー」といった曲も、よく聴くと、やっぱり、歌謡ロックとは、次元が違う。 仮面劇のヒーローを告訴しろ(紙ジャケット仕様) 関連情報

告訴 告訴せず [DVD]

さすが東宝ブランドである。'75年作であるが70年代にこの様な骨のある映画があったとは知らなかった。松本清張原作だから当然ともいえるが現代のサスペンスドラマと較べても大人と子供の違いである。無駄が無い。退屈な所が無い。緊張感が持続する。監督インタビューでも言及しているがカット割が自然で見事である。これぞプロの仕事である。映画は最低でもこの位のレベルは維持したい。別に懐かしがっているんじゃないが、この頃までの映画は時間的にも資金的にも余裕があって何度も推敲を繰り返して撮り直していた。イメージが煮詰まり完成度が上がる。少々安直に撮りすぎている今の映画監督も見習ってくれ。原作も同様だ。江波杏子が色っぽくて大変良い。こんな女に言い寄られたらたまらん。青島幸夫は得したなあ。江波のバストが意外に豊かなのも分かったし、ストーリーは面白いし言うこと無いわ。紛れもない傑作サスペンスである。 告訴せず [DVD] 関連情報

告訴 仮面劇のヒーローを告訴しろ

実際のところ、特に若い世代ほど、頭脳警察の音は汚い、聞きずらい、ヘタという印象は否めないだろう(でも、それを含めての頭脳警察なんだけれど)。ムカシもそんな意見は多々あった。そこで、いいプロデューサー起用して、音楽的にもいいアルバムをつくろうとした、というのがこれ。確かに聞きやすくなったけれど、それで逆に今聞くと古めかしくなってしまったところもある(当時は最先端のアレンジだとしても、日本の洋楽全体のレベルがあまり高くなかった)。しかしそれでもさすがに頭脳警察である。んなことを超えてしまった強烈なメッセージソングがままある。リーマンを揶揄した「イエスマン」なんてのは、出勤前のラジオで、また会社で毎朝流して欲しい(絶対無理だろうが)。また「間違いだらけの歌」なんかも、今でも聞くと心躍る。ほかにも、ときたまインテリ主張が出てきてしまうパンタらしい「まるでランボー」とか、鋭利な刃物みたいな「ハイエナ」なんて曲もある。もちろん頭脳警察にキョーミを持った人には一度は聞いて欲しいアルバム。ただし、「3」や「悪たれ小僧」みたいなむき出し感は後退している。 仮面劇のヒーローを告訴しろ 関連情報

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参加者のアジテーションが詰まってこその一作。馬鹿げてるでしょう、今の感覚で言ったら。三里塚にミュージシャン集めて、空港反対運動を展開する。しかも、当時尖りまくっていた連中集めて、騒乱覚悟で演奏する。半分くらいは、集まった群集のアジテーションです。その合間を縫って、当時尖りまくっていた高柳昌行さんたちがフル回転で演奏する。聞き手は、文句垂れっ放し。唯一かみ合っているのは頭脳警察ですが、それよりもフリージャズ勢の熱演、最後のロストアラーフの会場の雰囲気ぶち壊しの「叫喚地獄」が白眉です。灰野敬二さんのインタビューも誠実。こんな時代と音楽があったこと、みなさん、覚悟して聴いてください!! 幻野 幻の野は現出したか 〜`71日本幻野祭 三里塚で祭れ [2CD+DVD / 豪華ブックレット入りボックス仕様] (FLPB001) 関連情報




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