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沈没 【東宝特撮Blu-rayセレクション】 日本沈没

子供のころは、単純に特撮の面白さと、台風が来たときのわくわく感だけで好きになっていましたが、大人になってから見ると、故意に自ら情報をリークし日本と運命を共にする田所博士、最後の一人まで必死に助ける小野寺、映像にはそんなに映っていないのにグラマラスな水着姿が印象的で、妙になまめかしい大人の女性阿部玲子、小野寺とは同志的な感情が芽生える二谷英明の中田・滝田裕介の幸長助教授、そして未曽有の危機に直面し苦悩しながらも必死に訴え続ける山本総理などの登場人物が非常に魅力的に作られていると感じます。東京大震災も、短い特撮の積み重ねで丁寧に描かれていますが、ここでもそれだけではなくて、自衛隊のヘリを東京の消化に向かわせようと指示するも、では横浜方面の消化は止めてよいのかと詰問されて答えに困る幕僚長や、燃え盛る東京を前にしながらも消化弾がすでに尽きたから帰還し以降は連絡役に着任するようにと指示を受けて唖然とするヘリの自衛官のシーンなど、ちょっとした人間の描写が非常に心に迫ってきます。これらのシーンが、当時の特撮の限界を補って余りある効果を生んでいます。「羅生門」「生きる」「七人の侍」「私は貝になりたい」の名匠・橋本忍による脚本、「八甲田山」「海峡」の森谷司郎監督による的確な演出は必見です。単なる話題性や特撮スペクタクルの映画ではなく、「日本沈没」というこのテーマでしか描くことができない「日本民族の人間群像ドラマ」として傑作です。 【東宝特撮Blu-rayセレクション】 日本沈没 関連情報

沈没 兄貴の嫁さんなら、俺にハメられてヒイヒイ言ってるところだよ(オトナ文庫4)

美少女ゲームのノベライズを標榜してジュブナイルポルノ寄りの「ぷちぱら文庫」を展開している『パラダイム』が新たに官能小説寄りのシリーズとして創刊した「オトナ文庫」の第4弾作品。まず感じたのは挿絵の多さである。原作ゲームからの流用と思われるが、大小様々な挿絵としてふんだんに盛り込まれており、カラーのミニポスター(?)まで付いていたことにはちょっと驚いた。なお、瑣末な余談ではあるが、背表紙のタイトルには「嫁さんなら」の後に句点があるのに表紙や中に書かれているタイトルには無い。官能小説としてノベライズするために登場人物が大人主体のゲームを題材とするのであろうか。本作では2人の兄嫁がヒロインであり、その夫である医者に教師という心優しくも真面目な、つまりはお人好しな2人の兄、そして大学に進学したばかりの弟(主人公)が揃って同居しているのはやや不自然ではあるものの、原作ゲームでダブルヒロインでもシチュエーションを限定する(背景の絵を減らす)ための手法なのか、官能小説ではあまり見られない設定かもしれない。序盤でホテルの一室があって以降の官能場面は自宅ばかりである。そして、文章は主人公の独白オンリーで綴られていく。2人の兄と兄嫁はあくまで対象であって、全てにおいて主人公の感じたことや思惑が主体となって話が進む。なるほど、これがゲームのノベライズかと思った次第だが、時に結果ありきで過程が描かれているような、あるいは全てが主人公の手の内にあるような、そんなチートな印象もあった。というか、むしろ全てお見通しとばかりに大上段から常に見下ろしているような主人公の独白や言動、そして態度が鼻につく。原作がそういうゲームなのであろうと推測するが、全編に渡って読み続けるにはそうしたタイプの主人公への寛容も求められよう。完全無欠な円満夫婦に見えて実は欲求不満を抱えていた兄嫁と、ちょっとした油断から巻き込まれた兄嫁。出だしこそ若干の違いはあれど後の流れはほぼ同様に不貞を主人公に突かれて渋々応じているうちに夫では得られない愉悦と快感を意識させられて次第に堕ちていく、そんな淫さは充分にある。交互に描かれてから最後は2人揃って責められるエスカレートもしっかり。ただ、回数を重ねる度に態度が変化していき、最後は牝に成り果てて浅ましくおねだりしてしまうまでの堕ち様にフォーカスした展開なため、物語としての起伏や意外性という点では少々の物足りなさも感じたと言わねばなるまい。 兄貴の嫁さんなら、俺にハメられてヒイヒイ言ってるところだよ(オトナ文庫4) 関連情報

沈没 ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密! 公式ガイドブック (ファミ通の攻略本)

ゲーム攻略の為購入、公式ガイドブックだけありとても分かりやすく重宝しています。 ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密! 公式ガイドブック (ファミ通の攻略本) 関連情報

沈没 NHK「その時歴史が動いた」 戦艦大和沈没~大鑑巨砲主義の悲劇~「日中・太平洋戦争編」 [VHS]

様々な書籍で大和の最後を読んでいたにも関わらず、今ひとつイメージがつかめずにモヤモヤしていたのが、このCGを駆使した再現映像で明確に把握することができた。それに加えて大和の構造なども再現され、実に興味深い映像を見ることが出来る。ただし番組の基本的なスタンスは、「大艦巨砲主義」を脱することが出来なかった日本的集団の象徴として大和を扱うというありがちなもので、新味には欠けている。しかし上に述べたCGだけでも十分に見る価値はあると思われる。なおゲストは半藤一利である。 NHK「その時歴史が動いた」 戦艦大和沈没~大鑑巨砲主義の悲劇~「日中・太平洋戦争編」 [VHS] 関連情報

沈没 「日本沈没」オリジナルサウンドトラック

タイトルは小松さんの他作品から取ったそうですが、ちゃんと内容に沿ったものにした方がいいのでは・・と監督さんのやり方に余計なことを考えました。音楽自体はちょっと淡白な印象でした。 「日本沈没」オリジナルサウンドトラック 関連情報




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