武藤寿美 ランキング!

武藤寿美 ほしのこえ (KCデラックス アフタヌーン)

佐原さんを最初に知ったのはこの作品でだったのですが、彼女の作品の中でもこれは最高峰といってよいのではないかと思います。原作の新海さんの世界観あってこそなのですが、佐原さんはそれをベースに、見事にご自分ならではの「ほしのこえ」世界をつくりあげてらっしゃいます。地球と宇宙に引き裂かれてしまう遠距離恋愛の恋人たち。たったひとつのつながりの携帯メールは、その距離を切実に物語るように、時間差をつけてお互いに届くようになってゆく...地上での遠距離恋愛ですらもどかしいというのに、距離と時間、それぞれに押しつぶされそうになるふたり。キャラクターの表情から、間の取り方、風景描写、どれをとってもこの作品本来の「せつなさ」がこれでもかと迫ってきます。ラストに至っては感動で涙がこぼれてしまうほどに。かっこよいとか悪いとかでなく、ただ「好きなんだ」という思いで自分の人生を積み上げていけることは、実はとてもしあわせなことなのかもしれませんね。淡々とした表現でありながら、ぐいぐいと迫ってくるものこそ佐原さんのウリなのですが、これはその長所を最大限に生かした作品ではないでしょうか?佐原さんのオリジナル作品も感動しますが、原作つきアレンジは本当にお見事です! ほしのこえ (KCデラックス アフタヌーン) 関連情報

武藤寿美 人狼 JIN-ROH (廉価版) [Blu-ray]

アマゾンなら発売すぐなら安いからいいけど、廉価版をうたって5000円以上というのはどうかしてる。バンダイお得意のホワイトケースと新しいジャケットというだけ。でも、いいジャケットだと思う。ジャケット裏には『ももへの手紙』公開記念!と書いてありますが、チラシは入っていません。BCXA-0090と同一映像仕様と書いてありますが、『ももへの手紙』予告編が入ってます。これだけ増えてた。額縁収録の修正はなされてなかった。ブックレットは付かなくなりました。リージョンフリーで英語吹替、字幕付きなので外人のお友達にもいいかも(輸出禁止品とは書いてない)作品自体は手描き、セルアニメの極みの作品なので間違いないです。原作・脚本:押井 守/監督:沖浦啓之/演出:神山健治/キャラクターデザイン:沖浦啓之・西尾鉄也という事でこれだけでも押さえておくべき作品。団塊の世代には時代的にリアル過ぎて切ないという感想もあります。 人狼 JIN-ROH (廉価版) [Blu-ray] 関連情報

武藤寿美 魔装機神サイバスター(9) [VHS]

SRWの中でもオリジナルキャラのサイバスターは、一番のお気に入りです。 魔装機神サイバスター(9) [VHS] 関連情報

武藤寿美 人狼 JIN-ROH [DVD]

■概略舞台は第二次世界大戦後の日本。失業者と犯罪組織の増加による治安悪化を背景とし、政府は戦闘力をもって治安維持を務める「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織する。主人公・伏一貴は首都警の戦闘部隊「特機隊」の一員。犯罪組織が地下水路を用いているという情報から地下水路に待機していたところ、爆発物を所持する少女を発見。包囲され状況を悟った少女は、爆発物の信管を抜き自爆しようとする。本来ならただちに射殺・無力化すべき場面だが、組織のために身を投げ出す少女の行為に疑問をもった伏は、思わず問う。-なぜ?-非情な狼として生き続けなければいけない部隊所属し、人と狼との狭間をさまよう主人公の心情を描いた作品。■感想特機隊という自分を押し殺し獣になりきらなければいけない環境において、しかし人間であることを否定できない伏の心の葛藤が印象的でした。目の前で爆死した少女、どこか知らない場所への逃避を望む女、そして狼であることを強いる部隊。様々な立場に立つ人間たちのそれぞれの都合と、それが引き起こす行動・悲劇。人間のどうしようもない弱さとその悲しさという大人なテーマがいいですねー。■一般的見解設定のいい加減さや人間心理の単純さを批判する声が若干目立ちました。確かにあの時代設定にあのボディスーツは若干きつい気もするし、何より作中のとある女性の行動や言動はちょっと拍子抜けする部分はありました。そういう部分をどれだけ気にするかによって、評価が著しく変わってくるようです。確かに映画を見てると、どうしても細かい部分が気になってしまう時はあるし・・・まあ、そのへんは個々人の感覚次第ですね。■総括「大人の映画」って感じですねー。際立った何かがあるわけではないんだけど、見終わった時に「うーん」とうなってしまう。他の押井守の作品と同様、「雰囲気を楽しむ」ってところもあるんでしょうか。「イノセンス」や「スカイクロラ」のような作品が好きなら、この映画も十分に楽しめます。逆にそういう「よくわからない映画」があまり好きでないなら、この作品もあまりお勧めしません。 人狼 JIN-ROH [DVD] 関連情報

武藤寿美 ほしのこえ ドラマCD

映像版を観てからお聞きになれば登場人物たちの置かれている状況などが掴みやすく、聞きやすいのではないか思います。また映像版では語られていなかったリシテア艦内の仲間、シリウス星系での戦闘後のストーリーが加わっている点は大きなポイントです。ただノボルとミカコの”あいまいな”関係に比べて、この作品での新たな登場人物たちは、”置いていく側”と”残される(た)側”の関係がより強い絆で結ばれている分映像版より感情移入しやすいのですが、いかんせん話者が置き換わっただけのような印象を与えてしまうのがもったいないように感じました。聴き方として、最終トラックを聞き終えた後、一度だけ先頭トラックへループするように設定されることをオススメします。冒頭シーンの状況がより鮮明に浮かび上がります。 ほしのこえ ドラマCD 関連情報




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