鶴田謙二 ランキング!

鶴田謙二 Spirit of Wonder Vol.1「少年科學倶楽部/チャイナさんの縮小」 [DVD]

当時この作品がアニメ情報番組で取り上げられたとき、プロデューサーの言葉が印象に残っている。「最近のファンの守備範囲は狭い」みたいなことを言っていた。それは私もネットを見ていて痛感した。結局、「買って」もらえるのは「労力や職人気質やこだわり」ではない、ということですね。でも、理想論としては、そういうのがちゃんと「買って」もらえることだと思う。そうじゃないと、全部「売るための」作品作りしかできなくなってしまうもの。ただ‥この世紀末のあたりは、きゅうきゅうのなかで作ってたのかもしれないが、今思えば良質ないい作品が多かったと思う。無責任な要求かもしれないが、もう少しこれを続けられなかったのかなあ、と感じる。 Spirit of Wonder Vol.1「少年科學倶楽部/チャイナさんの縮小」 [DVD] 関連情報

鶴田謙二 Spirit of Wonder (KCデラックス モーニング)

寡作の漫画家・鶴田謙二の作品集。独特のストーリーとユーモアが、流麗で繊細なタッチで綴られる。今となっては絶滅危惧品種となってしまった「えすえふ」の心が、ここにある。 Spirit of Wonder (KCデラックス モーニング) 関連情報

鶴田謙二 チャイナさんの逆襲

基本的にOVAのキャストで進行するドラマ部分と、音楽部分で構成されています。とにかく、ドラマ部分がこのCDのキモなので、その部分を簡単にレビュー。OVA発売後しばらく経っての発売で、新たなストーリーで展開されます。背景的なものはOVAから来ていますので、OVAファンからするとすんなり入れます。ちょっぴりお色気ちっくなものもあるので、原作ファンでも大丈夫。いまや声優界でも大物の方々の演技がすごいですので、ぜひファンの方は聞いてみてください・・・って・・・ファンだったら既に持っているよなあwドラマや歌には庵野さんなども参加しているらしいけど、私にはわからなかった・・・ チャイナさんの逆襲 関連情報

鶴田謙二 Spirit of Wonder Vol.1「少年科學倶楽部/チャイナさんの縮小」 [VHS]

当時この作品がアニメ情報番組で取り上げられたとき、プロデューサーの言葉が印象に残っている。「最近のファンの守備範囲は狭い」みたいなことを言っていた。それは私もネットを見ていて痛感した。結局、「買って」もらえるのは「労力や職人気質やこだわり」ではない、ということですね。でも、理想論としては、そういうのがちゃんと「買って」もらえることだと思う。そうじゃないと、全部「売るための」作品作りしかできなくなってしまうもの。ただ‥この世紀末のあたりは、きゅうきゅうのなかで作ってたのかもしれないが、今思えば良質ないい作品が多かったと思う。無責任な要求かもしれないが、もう少しこれを続けられなかったのかなあ、と感じる。 Spirit of Wonder Vol.1「少年科學倶楽部/チャイナさんの縮小」 [VHS] 関連情報

鶴田謙二 ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere

イタリアの古都ヴェネチアを舞台に繰り広げられる主人公たちの自堕落で怠惰な日常を描いた漫画。書き下ろしの「ひたひた」1話、雑誌『楽園』に連載の「ひたひた」19話および「Le Pomme Prisonniere」2話を収録。2003年に(1)が刊行された鶴田謙二さんの「Forget-me-not」のスピンオフ作品。私立探偵,伊万里マリエルさんがメインキャラとして登場しますが、続編といえるほど、話は進みません。マリエルさんは相変わらず貧乏ぐらし。「4代目・怪盗ベッキオ」に対して「盗品を抱えて逃走中の写真」を突き付けて脅迫(その盗品はマリエルさんに確保されている)。しかし4代目くんからは逆に「を抱えた寝ぼけ顏の半裸写真」を突きつけられ、マリエルさんの脅迫は無効化される。……こんなホノボノとした対決を続けていて、「Forget-me-not」(1)の終了時点から、物語の設定はほとんど動いていないように見えます。ただ、「Forget-me-not」(1)では、4代目くんからキスされた程度で頬を染めるくらいに初心(ウブ)だったのが、本作ではベッポくん相手に猛烈な肉食系女子っぷりを盛大に発揮している点が、変化といえば変化でしょうか。こんな両作の落差を堪能するのも、本作を鑑賞するにあたっての楽しみの一つといえるでしょうか。さて、本作独自の登場人物として、ヴェネチアで建築学を学ぶ学生という設定の朝日奈ナルミさんがもうひとりのヒロインとして登場します。表紙カバーの中央にどで〜〜んと座っている「女王様」は、このナルミさんです。さらに表紙でナルミさんの足元に座っている、鼻と口まわり・腹・足先が白い黒ネコも、本作の重要キャラ。唯一、本作の全話に登場するキャラ。鶴田家の故愛オニくんがモデルで、本作では複数が登場します(たとえばマリエルが第1,3,4話でかまっている子と第5話で「誰だお前」「お前どっから来た?」と尋ねる「松戸」のネームタグ付きの子。複数同時に登場するコマもある)。ヒロインたちは本作ではたちに名前を呼び掛ける場面が全くないのですが、鶴田さんの設定メモ(p.43)ではまとめて「オニ,ONI(鬼塚権兵衛)」と呼ばれています。【以下、ネタバレ注意!】ヒロインふたりの見分けかたは、前髪が眉毛にかかっている茶髪がマリエルさん、前髪が眉毛の4cmほど上で切りそろえられていて、時々メガネをかける黒髪がナルミさん。ただし探偵・学生という設定は、鶴田さんの設定メモ(pp.43,73)に書かれているだけで、ふたりの探偵活動や研究活動はロクに描写されていません。ふたりとも、ときどき訪れる街の中ではおおむね衣服を着用していますが、自室や彼氏(ペッポくん)の部屋・放棄された塔(以上マリエルさん)、勝手に入り込んだヴェネチアの街の基部っぽい廃墟、無人の廃墟の小島(以上、ナルミさん)などでは、ひたすら半裸または全裸で、ひたすらたちとダラダラ・モフモフします。ふたりが共演する2話目の「第12話 霧を愉しもう」(pp.83-91)では、と散歩にきた波止場で、濃霧が立ち込めたのをいいことにスッポンポンになって踊りだしたりします。町のど真ん中で。とにかくもう、ふたりとも、裸族としかいいようのない種族であるようです。【ネタバレ終了】以上、この「ネタバレ」で、本作品のストーリー、伏線、結末などをあますところなく完全に描写してしまいました。レビューでネタバレするなどけしからん!というポリシーのみなさん、もうしわけありません。でも、本作は、上記のような紹介だけで金甌無欠(きんおうむけつ)のネタバレになってしまう、そんな作品なのです。作品データ表紙(カバー):ナルミ 表紙(本 体):マリエル?口絵 きぐるみ:マリエル みひらき:ナルミ 目  次:ナルミ第1話 ふたりの天使:マリエル第2話 それでも夜は明ける:ナルミ第3話 ジェルソミーナの歩いた道〜第10話 ラ・フェニーチに行こう:マリエル第11話 ヴァポレットに乗ろう〜第12話 霧を愉しもう:マリエル・ナルミ第13話 の女王(1)〜第20話 しあわせをよぼう:ナルミ第21話 Le Pomme Prisonniere:マリエル第22話 Le Pomme Prisonniere,C:ナルミ ポム・プリゾニエール La Pomme Prisonniere 関連情報




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