中核派 ランキング!

中核派 革共同政治局の敗北1975〜2014 あるいは中核派の崩壊

これでようやく、長年のつかえを取ってもらえた気持ちになりました。人民への「真摯な説明責任」を未だに頬っかむりしたまま…の人々にはただただ唖然とさせられます。毀誉褒貶交錯しているようですが、勇気ある刊行闘争に拍手を送ります。 革共同政治局の敗北1975〜2014 あるいは中核派の崩壊 関連情報

中核派 中核VS革マル(上) (講談社文庫)

「スピード時代とは恐ろしいものだ。今からわずか30年ほど前の時代にこんなことが展開していたなんて。」というのが率直な読後の感想であった。しかし、そんなことは驚くほどのことではないだろう。この本で語られる一部の新左翼の活動が60年代後半から70年代にかけてで、それからさらに遡れば戦前というまったく違った世界だったわけだ。30年ごとの世界というものはまったく違うものだ。今を生きる人々がこの本を手にするきっかけを作るのは難しい。僕自身、このタイトルそのものである“中核”や“革マル”という単語の意味すら不明であった。“VS”の意味ぐらいは分かるので、何かと何かが対峙して争っているのかな、ぐらいの想像がつくぐらいでしかなかった。だからといって読めない内容で!は決して無い。綿密な調査に基づく立花レポートととして、高いクオリティを持っている。上巻では革共同(略称)が二度分裂して新左翼系の分派、中核派と革マル派が誕生していく過程、そしてそれがいかにしてその衝突をエスカレートし、壮絶な殺人にまで激化していったかが語られる。本の中で宗教と対比して書かれている部分があるのだが、つくづく歴史は繰り返すのだな、と思うことだろう。また、引用される左翼語による文章は北朝鮮のニュース番組のような語気で語られていて、そこに1つの別世界が存在することを実感するだろう。 中核VS革マル(上) (講談社文庫) 関連情報

中核派 現代革命への挑戦―革命的共産主義運動の50年〈上巻〉

現在も党派として残っている新左翼として中核派は重要な位置を占めているが、その考え方、目指す社会を理解するには最適の一冊だとおもう。「共産主義」に対する誤解をただすためにも多くの人に読んで欲しいと思う。 現代革命への挑戦―革命的共産主義運動の50年〈上巻〉 関連情報




Loading...


ここを友達に教える