加藤スーザンり～くんのびっくり研究所モバイル

お客様のウエディングのネイルで使いたくて衣装に合うカラーを探していました。大満足です。 TINS カラー306(something blue) 11ml 関連情報

Something borrowedの続編に当たります。主人公のダーシーは、美貌と勝ち気さだけでマンハッタンを生き抜く、ストリートスマートのタイプです。とにかく女性がそばにいると、私のほうが美人だわ、と必ず思い、周りの男にもそういうふうに言わせるところが、なんだかおかしいです。最初は嫌いだったダーシーですが、なんとも自分に素直で、子供のような単純さ、愛らしさ、があって、段々好きになっていきました。ダーシ―の精神年齢は、5歳くらい？後先考えずに本能任せに人生の選択するダーシーが、そろそろ落とし穴にハマるんだろうな〜とかちょっと斜め目線で読むと、余計に面白いです。この作者の本は3冊読みました。作者の基本テーマは、女性二人と男性の3角関係のようです。また3角関係を二人の女性の視点から別々に語ることにも興味が有るようで、Something borrowedとこのSomething blueがセットであるように、最新作Heart of matterは、三角関係にある二人の女性が章ごとに交互に主人公になるような組み立てになってます。単語が分からなくても、会話文が多いのでなんとなく読めちゃうのも良いところです。リゾートに持っていくのにオススメしますよ。 Something Blue 関連情報

樅の木は残った総集編第二部～NHK大河ドラマ [VHS]

NHKの大河ドラマ50作品めを記念して、過去の作品の画像を修復し、再放送された番組を録画していたが、うっかり第2部を録画し忘れたので、補う意味で購入。もともと1年間を通したドラマで、原作には非常に多くの人物が登場し、それぞれがそのさまざまな人生の中で伊達騒動にかかわっていったのだが、総集編にするとそれらのディテールがすべて割愛されてしまい、主人公の原田甲斐(平幹二朗)と仙台藩取りつぶしを画策する老中・酒井雅楽頭(北大路欣也)の駆け引きだけがクローズ・アップされるのは詮ないことである。いまだにわからないのは、この結末である。酒井邸内で伊達藩の家老連中5名が惨殺されるのだが、その責任を原田甲斐に押しつけると、なぜ仙台藩が安泰になるのだろうか。老中の屋敷で陪臣が騒動を起こせば、それは取りつぶしの恰好の口実になってしまうのではないだろうか。老中連中も、そして甲斐自身も、自分が泥をかぶれば藩が安泰になると思い込むのはなぜなのか。そう原作に書いてあるから、と言ってしまっては身も蓋もあるまい。演出家にもう少しうまい理由を見つけてもらいたかった。主役の平幹二朗はNHkの大河ドラマ初出演だが、当時民放で人気シリーズ「三匹の侍」に出演して時代劇の所作が身についており、着物の襟や裾のさばきがきれいで、見ていてとても気持ちがよい。平は現代にはほとんどいない低音の美声の持ち主であるが、時代劇ではその声の使い分けが存分に発揮されていて、あるときは凄味があり、あるときはユーモラスにさえなる。北大路も若いが威厳のある筆頭老中を堂々と演じている。仙台藩の家臣の娘・宇乃役は時代劇初出演の吉永小百合だが、ういういしい。サユリストがさぞ喜んだことだろう。このドラマでまずいのは状況説明のナレーションが多すぎることである。両親を殺された宇乃の口がきけなくなったことは、画面を見ればはっきりしているのに、「思春期に入ろうとする娘にとって愛する両親を失うことはどれほどのショックだったことか。……宇乃は言葉を失っていたのである」という現代語まるだしのナレーションをなぜ入れなければならないのか、さっぱりわからない。現在画面で起こっていることを、あらためてナレーションするというクドさは、この作品から始まったように思う。脚本も同様で余計なことをしゃべりすぎるような気がする。もっと細かい所作や行動を積み上げて、事態の進展を示すべきだったろう。当時民放で全盛だった娯楽時代劇の物語展開にはいいお手本がたくさんあったのに、NHKの傲慢のなせる技だろうか。樅の木は残った総集編第二部～NHK大河ドラマ [VHS] 関連情報

赤ずきんと迷いの森ドラマCD ~Something else~

”starting!"はゲーム本編から２年前のお話でドタバタしてて笑えて、でもほのぼのとしてて楽しかったです。キツネさんとウサギさんが改めて好きになりました。”happy cake"は…シナリオ・ひよさんの本領(?)発揮！という感じがしました（笑）。本編後のお話がhappy cakeなのですが…情事の最中の効果音はまぁ良いとしておいて(CDなので効果音はあったほうが分かりやすいのかも)BGMが…。お耳に優しい系音楽がBGMで流れているのが私は何かちょっとイヤでした。(笑)しっかり１８禁の内容なのに、いやらしいのに笑ってしまった私です。でも、楽しい作品でした！赤ずきんと迷いの森ドラマCD ~Something else~ 関連情報

『RachelとDarcyは５歳の頃から隣人どうしの幼なじみ、学校もおなじで親友。Rachelは法律の勉強のため、田舎からNYに出て、法律事務所で働きながらロースクールに通う。ロースクールの授業のケース討論の日、隣席したDexが嫌味な主任教授を余裕で完璧に論破するのを見て、あ・・こんなオトコはちょっといない。かなりいいなと思う。しかし、近寄りがたいほど優秀で年収も破格、ゴールドマンサックスに勤めるDexに対して自信がなく、自分ではアタックできず、しかし、いいオトコのDexを自慢したくて（自分のタイプではないから・・）と、親友のDarcyに紹介する。Darcyは幼少時から美貌と社交で男子に人気があり、地方の大学卒、とくに成績優秀でもなく仕事も見つからないまま、Rachelと同時にＮＹへ出てくる。が、やっとありついたバーテンダーのバーで、ふと知り合った要人にＰＲ会社を紹介されコネ入社。とんとん拍子に出世し、高収入でパーテイー三昧。ＮＹ生活を美貌のオトコたちに囲まれてエンジョイする。結局、Rachelが紹介した縁で、DarcyとDexは、婚約し7年以上付き合う。そして、二人の結婚式を間近に控え、新婦の付き添い役を務める予定のRachelは、30歳の前日の誕生日パーテイの夜、Dexと二人でバーをはしごしたあと、寝てしまう。そこから、この、物語は始まります。まあ・・そこから、「東京ラブストーリー」みたいな、行ったり来たりがあって・・・最終的には、Rachelは、Dexと、DarcyはDexの親友と・・落ち着くところにおちつく。』こういう流れの『Something borrowed』の続編。続篇であるが、こっちのほうが完成度は高いと思う。この著書では、Darcyが主人公で一人称で語られる。something borrowedの逆バージョンの視点。Dexとの結婚式を間近に控え、Dexの友人Marcusと寝てしまう。その先妊娠が発覚。DarcyがDexとRachelの現場（クロゼットの中）を目撃した時点から、この物語は始まる。Marcusの子供を妊娠したDarcyは、Marcusに結婚を迫るが、Marcusは結婚生活にもこどもを育てることにも、終始乗り気ではなく破局・・・ふと我にかえってつぶやく。Marcusのことを愛していない、こどもの父親としての彼との未来も想像できない、結局、この恋愛は最初から間違っていたんだ・・Dexのことが今でも忘れられないのだ、と。二人の男性から完璧に捨てられて、そうとう苦渋でジタバタするあたりは、見苦しい醜態で読み応え、気の毒なほどの迫力！！そして昔馴染みのEthan と一緒になり双子の母となる。後半に向かって一気に中身が濃くなる。う〜〜〜む、唸る！！ストーリーの主軸は男性との恋の駆け引きや遍歴にあるのではなく、Darcyの20代から30までの心の年輪の深い部分・・同郷の幼馴染と、いまでも交情を温める、アメリカらしさ、ほのぼのとした友情。ライバルの女友達への闘争心。でも憎めない。そういうニンゲンを成り立たせる要素・・・が、恋愛関係だけにとどまらないラヴストーリーを仕立てている。テーマは、女同士の友情、家族との愛、幼馴染の男性との深い愛情。三角関係、四角関係くずれの恋争いのドタバタでは決してなく。この話は、すご〜〜く楽しいです。最後の最期まで飽きさせず読者を、小説の世界にドップリひっぱりこむ筆力。Darcyの性格描写が見事です。状況設定も、矛盾したり、曖昧だったりという齟齬が、どこにもみあたらない。軽いノリの小説にみせて、実は、心理描写は緻密で、構成もしっかりしている。会話文が多いので、物語の展開にスピードがあり、むだな場面設定がない！Darcyの、おバカぶり、軽薄ぶりが、最初は滑稽だが、失意のどん底でジタバタ足掻いて、次第に、大人に変貌してくるあたり・・あ〜〜ラヴストーリーは永遠に不滅だな〜〜と、しみじみ感動する。こういう作品がかける作家は、本当は、確信的知能犯！！な気がする。映画化オーケー、アニメ化オーケー、お手軽だから空港で売れ筋オーケー・・・印税でガップリ稼げそうな作家さんで、おまけに超美人！シリアスな小説ほど辛気臭く陰気でないが、内容は非常に深い。なんどか、読み直しても、そのたびに飽きない。これぞ、イイ作品だと思う！知能犯的作家！関連情報

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