火坂雅志 ランキング!

火坂雅志 天地人〈上〉 (文春文庫)

NHK大河ドラマが有名になりすぎた感があるが火坂作品の中ではそれほど感動する作品ではない。虎の城(藤堂高虎)、黒衣の宰相(金地院崇伝)の方がはるかに面白い。TVドラマは出来が悪く変な兼継像を植え付けてしまった点が残念だが、原作を読んでほっとした感がある。原作の映像化はたいてい出来が悪いが本作品も同様だ。歴史小説251作品目の感想。 2010/05/02 天地人〈上〉 (文春文庫) 関連情報

火坂雅志 真田三代 上 (文春文庫)

最初はなかなか取っ付き難かったが、読み進めていくうちに、どんどんはまっていきました。武田へ仕えて旧領をとりもどした真田幸隆。 「人は最後は利に動く」を悟りきる事で、大国の間で弱小国がいかに生き残るかを実践していく昌幸。 ただ、家康に対してだけは、人間臭さを隠さないところが なんだか痛快で面白い。昌幸の次男の幸村は、人質として上杉の重臣・直江兼続に接する事で、「義」を知ることになるが、昌幸は「義」なんぞは 裕福なお坊ちゃんのええかっこしぃの ほざきごとだと一蹴                      ・・・・これは何だか同感!! 兜に「愛」をつける武将は私も好かん(笑)上編は 本能寺の変までの話で、下編へ続く。 真田三代 上 (文春文庫) 関連情報




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