本谷有希子 ランキング!

本谷有希子 生きてるだけで、愛。 (新潮文庫)

主人公・寧子はそれまでの半ニート生活から抜け出すたびに一念発起して、元ヤンキーが経営するレストランに務めることになる。しかしそこで暖かい家庭の優しさに触れるも、自分のような人間がそこにいていいのかと疑心暗鬼になり、躁鬱病を発症。店内で暴れまくった挙句、店を飛び出してきてしまう。寧子の性格を表す一つのエピソードですが、彼女のように他者の世界に足を踏み入れることが苦手、自分自身の殻に閉じ篭ってしまうという人も少なくないと思います。もちろん彼女ほどぶっ飛んでるとは言いませんが。。。昔の作家が好んで書きそうなテーマをうまく現代風に書き切っていると思いました。 生きてるだけで、愛。 (新潮文庫) 関連情報

本谷有希子 乱暴と待機(初回限定版) [DVD]

ただの破天荒な毎日を描いているだけの作品かと思いきやラスト30分でやっとこの映画のジャンルが分かりました。笑一風変わった4人が作り上げる世界は、笑えないんだけど笑えるの表現がぴったり。普通の人間関係、普通の恋愛感、普通の映画。そんな「普通」に見飽きたアナタ!!ちょっとずれてますが、お勧めです。笑 乱暴と待機(初回限定版) [DVD] 関連情報

本谷有希子 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD]

名作『何がジェーンに起こったか?』にも通じる世界が展開されている。サトエリの演技は、『何が・・・』のベティ・デイビスを軽く抜いている!CM出身の監督作品は、映像に凝りすぎて話が薄いという例も多いが、この作品、デビュー作にして、最近の邦画の傑作のひとつとなってしまっている。チャット・モンチーのエンディングテーマもハマり過ぎ。こんな作品が生まれてくるなんて、今、本気で邦画が凄い! 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ [DVD] 関連情報

本谷有希子 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

本書で描かれるのは、確執だ。家族という小さなコミュニティで起こる愛憎劇だ。人間の本質としてのいやらしい部分がリアルに描かれている。薄っぺらい本なのに、何度感情を逆撫でされたことだろう。もともとこの小説は戯曲だったそうである。こんなすごい芝居一度観てみたい。今夏映画が公開されるそうだが、そっちも気になる。なんとも悩ましい作品だ。ここでこの物語の簡単な紹介でもすればいいのだが、それは出来ない。別にネタバレがどうのこうのっていう作品ではないのだが、ぼくの本能が『これは情報を得ず読んだ方がいい』と告げているのだ。だから、あえてあらすじは紹介しない。ただ、これは家族の物語だ。熱く、激しく、狂おしく、突風のように過ぎさる感情の嵐だ。そういった意味では、本書の表現媒体は劇画が最適なのかもしれない。もしくは、昼メロのテンションが一番合ってるのかもしれない。決してこれは貶しているわけではない。ただただそう感じただけのことだ。どうか、この激しく狂おしい非現実な現実を味わって欲しい。およそリアルでない登場人物たちが紡ぎだす灼熱の物語に焦がされて欲しい。あばずれで、じゃじゃ馬で自分の思い通りにならないところがとてもいい。この人これからも注目していよう。 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫) 関連情報

本谷有希子 ソトコト プレゼンツ~ハンバート ハンバート・セレクション

以前の音源なんですかね?持っていたベストアルバムと歌い方が違ってまた新鮮でいいです ソトコト プレゼンツ~ハンバート ハンバート・セレクション 関連情報




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