檀一雄 ランキング!

檀一雄 檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)

 もともと昭和44-46年にかけて、産経新聞に連載されたコラム。その全94回分を1975年に文庫にまとめたのが本書。ただし、写真が割愛されている。 料理書の古典的名著とされる一冊。日本と世界の各地で食べ歩いた料理を紹介するものだが、並の料理本とは違う。まず、著者の人間性が伝わってくる。また、料理はこうあるべしという思想がある。それも、高尚だったり難解だったりするものではなく、簡単で安いのに無視されがちな食材を使おうとするものなのである。そのため、内臓の料理が多く取り上げられている。また、鮭の氷頭なども。それらを通して、料理というのは「美味しく食べるための娯楽なんだ」ということを教えてくれる。 親しみの持てる料理書だった。 檀流クッキング (中公文庫BIBLIO) 関連情報

檀一雄 魂の歌V~のぞみ~

哀愁波止場なんて最高!ほかの曲も実にうまいしこんな歌手がいるんですね 魂の歌V~のぞみ~ 関連情報

檀一雄 ぼのぼの [VHS]

 何でも知りたがるラッコのぼのぼのを中心に織り成す、癒し系アニメ「ぼのぼの」。このビデオはそのぼのぼのが初めて映画になったときの作品です。 内容は、「森にでっかい生き物がやってくる」という噂が流れるのですが、それがどんなものだか想像できないぼのぼのは、アライグマくんに連れられてそのでっかい生き物を見にいく、というストーリーです。 ただ、後に放送されたテレビとは違う声優陣なので、テレビを見てからこの作品を見ると声のギャップに驚いてしまうかもしれません。 ぼのぼの [VHS] 関連情報

檀一雄 火宅の人 (上巻) (新潮文庫)

豪快すぎる男だ。旅情、風来、健康すぎる、体力がありすぎるそんな男の人生である。給料が少ないとか、ちょっと風邪を引いたとか、あの人は、子供がたくさんいていいなとか、そんな些細なことは、人間の生滅に比べると、大したことない。人間の生滅も、人々の歴史に比べたら、短いものだ。ああそれが人生か。人の一生は、大宇宙の時間に比べると、一瞬である。それならば、いっそ、自由に、勝手気ままに、放埒に生きてみよう、そんな気にさせてくれる小説だ。こういう生き方もカッコいいな。 火宅の人 (上巻) (新潮文庫) 関連情報

檀一雄 美味放浪記 (中公文庫BIBLIO)

自由気ままな作者の感性による旅の記録が、読む者を惹きつけます。国内の珍味から外国の食習慣までもが、この一冊に集約されており、価値のある本でした。 美味放浪記 (中公文庫BIBLIO) 関連情報




Loading...


ここを友達に教える