桜玉吉 ランキング!

桜玉吉 漫喫漫玉日記 四コマ便 (ビームコミックス)

先日出た「漫喫漫玉日記 深夜便」は、作者がウツ状態から復帰した事がアリアリと読み取れる作品集。対してこの「漫喫漫玉日記 四コマ便」は、「深夜便」よりも以前から毎月?の連載であるCM漫画である為たびたび精神的な揺らぎを感じ取れる場面もあったが「桜玉吉という漫画家は復帰したのだ」と言っても過言ではないと感じた作品集になっていた。(実際は特に揺らぎなどなく、他作家にも見られる「面白さの上下」で これまでの「漫玉日記」を見ていたからこその過剰な反応かもしれない。)今回の本で一番の「見せ場」は、O村さんとの対談だと思っている。普段こういった対談は邪魔に思う方なのだけどO村さんがどのようにウツ状態の作者と付き合って行ったのかが判り、お二人の関係を羨ましく思えるいい内容だった。 漫喫漫玉日記 四コマ便 (ビームコミックス) 関連情報

桜玉吉 注文の多い傭兵たち―オシイマとその一党のコンピュータゲームをめぐる冒険

著者は押井守氏で、挿絵が桜玉吉氏という本です。雑誌に掲載されたゲームのコラムや企画書が纏められています。コラムで語られるゲームは遊んだことも聞いたこともない作品の方が多いものの、それを持ち出して何を話しているのか、語ろうとしているのかはよくわかりました。思想の内容は今も色あせていず、頷くことが多かったです。癖があるせいで万人が賛同するものではないとは思いますけどね。とはいえ、クリエイター志望の人には一度読んで欲しいと思いました。顧客を置き去りにして、何のための誰のための娯楽作品なのかを考えてなさそうで、面白くなかったり、やるのに苦痛の伴うコンピュータゲームが掃いて捨てるほどある現状にうんざりしていますので。企画書の方は、件のコラムを書いた人が思いついた内容だと納得するものばかりでした。やはり癖がありますが、面白そうではあります。こちらのコーナーの最後は「機動警察パトレイバー」のゲーム企画書でした。「地下迷宮物件」、「ダンジョン再び」の流れをくむ作品であり、内容は後者の続編に当たるものです。プロットがかなり詳しいので、どんなストーリーなのかがよくわかりました。パトレイバー好きで、前述のふたつの話が気に入っている者としては、読んでいて楽しかったです。 注文の多い傭兵たち―オシイマとその一党のコンピュータゲームをめぐる冒険 関連情報

桜玉吉 漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)

久しぶりの新刊に速攻で入手一時期のえらい壊れ具合の欝芸風的な面白さは無くなりました話に切れもなくただダラダラと自分の近況を描きますひろポンとO村で過ごしたあの素晴らしい時期の漫画はもう不可能かもしれません特に面白い話題もなく玉吉さんが望むべく社会からはじき出された感じですそれでも玉吉さんの漫画ですリアルな自分をネタに漫画を描けば多くの人は普通に精神を病みますから理由は要りませんファンならば絶対に買うべき価値はあります 漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス) 関連情報

桜玉吉 ゲームのム

田中パンチ著、桜玉吉の絵と聞いて期待して読んだのですが、さすがに20年も前のゲーム業界の本ですから今となっては参考程度に読むべきものでしょう。玉吉さん担当の分量としては、しあわせの作風で前3ページに後3ページの計6ページ分田中パンチの伊豆de膨れっ面ネタも拝めます。そして30枚分の捨てカット。味わい深いカットばかりですが、なかでもオスマントルコ伝説が見所でしょう。玉吉さんが下書きもせずに5時間で描いてしまったカット集と思えば、違った楽しみ方ができるかも。 ゲームのム 関連情報

桜玉吉 しあわせのかたち~水晶の滑鼠

しあわせのかたち のおまえ こいつ べるの が、テーブルトークRPG「ふしあわせのかたち 水晶の滑鼠(マウス)リプレイ」を一応演ずるはずが、後キレる と言ふ体裁で、展開。「ちょりそのぶ」は古本さんと山寺さんの声で喋る。これだけに使はれた音楽のサントラが入って豪華。 封入された紙には、「収録の際のテーブルに おもちゃがたくさん用意されていて困った」とある。 一応RPGについて、劇中で「ゲームマスターと呼ばれる語り手の誘導で展開する物語形式のゲーム」と説明はされる。でも始めから終ひまで「プレロールドなリプレイを、読んでたらアドリブに」と言ふ感じ。「和製マンチキン」よりはこっちに行った方がましだけど なんか違和感。 桜だまきち(声は土師孝也) といふGMが、メタ構造で なんといふかうーん。アレはお面だ と言ふ訳で「おめんね」ださうだがうーん。 で、落ちがマルタの鷹。うーん。あとはもう「うーん」の嵐 うんちに行く古本さんで「うーん」パーポ警部(こっちのCVも山寺&古本)で「うーん」『波止場通りを左に曲がりゃ』『みなっとまぁち じゅうさんばんちぃ』で「うーん」舌先三寸で飛ぶタクシーで「うーん」中華弁当の上(言ふのは千葉繁)で「うーん」まあちゃんと「だいたいあってる」仕様のミッションインポッシブルでなくてスパイ大作戦の曲は血管浮走ったけど。 しあわせのかたち~水晶の滑鼠 関連情報




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