ミサントロプ ランキング!

ミサントロプ インモータル・ミサントロプ

聴いた瞬間から「チルドレン・オブ・ボドムに感化されちまったのか!?」と思ってしまった。オケヒを多用したキーボードを大々的に導入した当たりが、如何にもチルドレン・オブ・ボドム臭い。全体的には良く聴かれる飽和してしまったメロディック様式美デス・メジャー路線に近寄ったかと。その手が好きな人には十分アピールできるクオリティだし、正常進化と言えばそうなのだろうが、内省的要素が薄れてしまったのは少しばかし残念な気もする。しかしよくよく聴けば、ミサントロプがミサントロプたる所以とも言うべき独特の臭さや湿り気は健在で、それらが合い絡まって他では聴けない唯一無比の世界を作っている事に気付く。2曲目あたりにそれが見事に現れている。少しばかり似たような曲が多い為星3つに留めておく。「メロデスは好きだけど、もう普通の聞き飽きちゃったなー。」という人は、逆にココからフランス産のヘンテコなミサントロプの世界へ如何? インモータル・ミサントロプ 関連情報

ミサントロプ サディスティック・セックス・ダイモン

フランスのプログレッシヴ・デスメタルバンドの6枚目のアルバム。アルバムタイトルが強烈ですね(笑)本作ではメンバー・チェンジが起こりギタリストとドラマーが新メンバーとなっている。前作がキーボード・シンセを大々的に使ったシンフォニック・メロディック・デスという趣だったのに対し、本作はよりデスメタルバンドらしいブルータリティやグルーヴ、初期の内省的な空気が感じられる。しかし中には「The Horns Walk」や「Extinction Of a Star」などのように前作の作風を思わせる曲や、高速ブルータルデスの「Great Demonologist」、「No Complaisance」、ジャズっぽいベースソロが飛び出す「Armagedon At The Elysee」などバラエティに富んでいる。バンドのテクニカルで迫力ある演奏も健在でプロディーサーも務めるジャン・ジャック・モレアクのベースも見事だ。というように悪い内容ではないのでファンは変わらず楽しめると思います。 サディスティック・セックス・ダイモン 関連情報

ミサントロプ リバティーン・ヒューミリエーション

フランスのプログレッシヴ・エクストリーム・メタルバンドの4枚目のアルバム。今回は前作「Visionaire」で聴かせたメロディックだが複雑怪奇な先の読めない展開は抑えられ、よりストレートなメロディック・デスメタルとなっている。ストレートとは言っても彼ららしいひねくれた展開や時に呟くように歌う怪しげなヴォーカル、フランス語の歌詞、卓越したアンサンブルによる演奏などは変わっておらずファンには嬉しい限り。さすがHOLY Records最強のバンド。 リバティーン・ヒューミリエーション 関連情報




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