EPSON インクジェット複合機 Colorio EP-805AW 有線・無線LAN標準対応 先読みガイド&カンタンLEDナビ搭載 6色染料インク スマートフォンプリント対応 ホワイト

PM-950Cからの買い換えで、CDレーベル印刷機能が必須と言う事でCanonのMG6330と比較検討。
MJ-700V2C、PM-950CとEPSONばかりを使ってきたので今回はCanonに傾いていたが、MG6330の評判が余り良く無いようだったので今回もEPSONになってしまった。

10年前のプリンターからの買い換えなので、致命的な不満は無し。
本体がコンパクトで場所を取らない事に加え、レーベル印刷のトレイも本体内に格納しているので、付属品がゴチャゴチャする事無くスッキリとまとまる。
上面がフラットでほぼスクエアな形状のおかげで掃除が楽なので、プリンタカバーの必用性を感じない点も良い。
前面給紙方式は使い方によって評価が分かれる点だが、自分的には問題無し。
設置場所がPC机の棚の上で、一度に数十枚の大量印刷を行う事も滅多に無いので、むしろ前面給紙の方が有り難い。
棚の上の設置なので液晶モニターも丁度目線と同じ高さになり、タッチパネルの感度も良好なので、上面にボタン類が付いていたPM-950Cの時に比べると操作が非常にやりやすくなった。
元々、PM-950Cの印刷画質にも特に不満は感じていなかったので、印刷画質には充分満足。印刷速度も速い。
ドライバとユーティリティーソフトも、インストール時に最新版をダウンロードして更新してくれるのは有り難い。
外部I/FはUSBと有線・無線LANが用意されているので、PCとはWi-Fiでルータ経由で繋いでいる。
自宅の無線ルータはESS-IDステルス機能を有効に設定しているが、問題無く接続できている。

基本的には満足しているが、不満が全く無い訳でも無い。
約2ヶ月ほどの使用で気付いた点を挙げると、まず、本体の電源を入れてから印刷可能になるまでの時間が少々長い気がする。
EPSONの最新型なのに、PM-950Cよりも待たされるのは戴けない。
また、付属の標準インクカートリッジはみるみるインクが減って行く。
純正サプライには増量版のカートリッジも用意されているが、こちらを標準にすべきだと思う。
交換用のインクカートリッジは増量版カートリッジの方を購入した。
LAN接続の場合、プリンタユーティリティーのインストール時にメモリーカードスロットがネットワークドライブとして設定されるが、この時にドライブレターにW、Xが勝手に割り振られてしまう。しかも、後からドライブレターを変更する事ができない。
一般的には余り使われないドライブレターなので大多数の人にはほとんど関係無い事だろうが、Xに割り当てて使っていたデバイスが突然使えなくなってしまったのが困った。
プリンタユーティリティーのインストール時にドライブレターを選択出来る様にして欲しい。

スキャナ機能はまだ使っていないが、以前からスキャナが欲しいと思う事がしばしばあったので、プリンタと一緒に付いてきたのは幸い。
不満な点も多少はあるが、全体的には満足している。
今後5年以上、できれば10年くらいは使いたい所なのだが、EPSONの場合、ドライバのアップデートを早々に止めてしまう傾向があるのが気になる。
PM-950Cも64bit Windows用のドライバはついに用意されなかったし･･･。
将来登場するOSにどこまで対応してくれるのかが唯一の気がかり。