冷えなくなったｴｱｺﾝに!! R22フロンサービス缶　エアコン復活セット（ﾊﾞﾙﾌﾞ・ﾎｰｽ付）

リーズナブルな価格の簡易キットです
初めての作業で不安でしたが、とても簡単で、12年前のエアコンが完全復活しました

我が家の場合、設置後12年のエアコンで、通常温度に設定すると全く冷えず、最低温度に設定するとようやく冷える状態でしたので、典型的な冷媒不足と判断

説明書通りに、バルブを全開の状態でボンベに取り付け、チャージホースをセット
この状態でボンベの重さをキッチン用の測りで測定すると750gでした

強制冷房運転にして室内機の熱交換器を触ってみると、上段は冷たいものの、下段は全く冷えていません
室内機のコンセント付近で電流値を測定すると、定格8Aに対して6.5Aしか流れていません
つまり、冷媒不足でコンプレッサの負荷が低い状態です

強制冷房運転のまま、室外機にボンベを取り付け、バルブを一旦閉めてボンベを開封
再びバルブを少し開けた状態で、チャージホースの室外機側の接続を少し緩めて、プシュッといったら接続をすぐ閉める（チャージホース内の空気をパージ）
バルブを全開にすると、シューッと冷媒が入っていき、100gくらい入ったところで止まりました
ボンベの上の方が液体ではなく気体状のフロンになり、ボンベ側の圧力が下がるためのようです
この状態で、一旦バルブを閉めて、室内機の様子を見に行くと、電流が7.3A程度まで上昇していました
冷媒が増えたため、コンプレッサの負荷が上がり、消費電力が増えていることがわかります

しかし、まだ定格電流8Aには達しておらず、熱交換器も下の方は冷たくなっていませんでしたので、まだ冷媒不足の状態と判断
再び室外機の方へ移動して、バルブを開けてボンベを逆さにし、さらに100g程度の冷媒を充填
ボンベを逆さにすることで、バルブ側が液体のフロンになって圧力が上がるので、シューッと冷媒が入ります
室内機側に戻ると、電流が7.6A程度まで増加し、熱交換器も下の方まで冷え出していました

もう少し補充しても良さそうだったので、再び室外機の方へ移動して、さらに50g程度の冷媒を充填
結局、250gの冷媒を補充することで、電流は7.8A程度まで増加し、熱交換器も下の方まで結露することを確認
冷媒を入れ過ぎるとコンプレッサを痛める恐れがあるので、この状態で作業を終了することにしました
（また冷えなくなったら、自分で補充すれば良いので、気が楽です）

以降、通常の設定温度でも快適に冷えるようになり、12年前のエアコンが完全復活！
おかげで、子供も喜んでいます